【映画】 「マネーボール」感想 信念を曲げない
貧乏球団が金持ち球団に勝つためにはどうするか
お金がなくても頂点を目指す、そんな不屈の魂あふれる作品でした
信念を貫くために時には強引に物事を進めていくことも必要で、トップの苦悩も見ごたえがありました
イチローもちらっと映っていました(笑)
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あらすじ
メジャーリーグ「オークランド・アスレチックス」のGM(ゼネラルマネージャー)、ビリー・ビーンの半生を、ブラッド・ピット主演で映画化。全米約30球団の中でも下から数えたほうが早いといわれた弱小球団のアスレチックスを独自の「マネー・ボール理論」により改革し、常勝球団に育てあげたビーンの苦悩と栄光のドラマを描く。
引用元:映画.COM
感想
前半
チームの主力を3人奪われるところから物語はスタート
ボロボロのチームを立て直すためGMのビリーが奮闘します
主力の代わりとなる選手はお金が足りず獲得ができない
他の選手で穴埋めするには力が足りない
そんなある日、大学で経済学を学んだピーターと出会う
野球とは縁遠いように見えるピーターが唱えるデータを重視する野球で立ち向かいます
ピーターの見た目がすごくいいですね
ぱっと見ただのオタクのようで野球とは正反対の位置にいるような姿ですが、このギャップがいいです
今までの経験や勘に頼らないデータを重視する野球、今では日本の野球も当たり前のように行っていますが、2000年を過ぎても浸透していなかったのに驚きです
前半はスカウトや監督との意見が合わず孤立していくビリー
データ通りに動かないのが人間です
それでもビリーは信念を曲げず、有望な選手をトレードに出しデータで裏付けられた選手を起用します
上手くいかなければクビになる覚悟をもって信念を貫き通す強さがすごいです
後半
データに基づいた起用をすることでチームは快進撃を繰り広げます
20連勝を達成する試合はビリーの心境がよくあらわされていてよかったです
チームは地区優勝
…しかしワイルドシリーズ制覇はかないませんでした
最後に負けたら意味がなくなる、映画の最後は哀愁が漂う終わりでした
物語の終わりにビリーの娘のギターが心に響きましたね
まとめ、最後に思うこと
信念を貫くには時には強引に進めることも必要だなと
変わるためにはかなりの強さが必要だと感じました
そして最後に結果を残すのがいかに大変で重要かを教えてくれる作品でした
ブラピもカッコよかった