【本、書評】「なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか! ?」感想 海賊を目指そう
先日著者のネットニュースを見てとても心が惹かれました
話を聞いているだけでモチベーションが上がりました
この校長先生は何者なのかと調べたら、本を出していたので読んでみることにしました
リンク
内容
大阪府で始まった校長の民間公募制で、当時36歳で全国最年少の校長として箕面高校に赴任し、4年間の学校経営で数々の実績を出し注目される日野田先生。地域四番手だった学校の教育を世界に通用するレベルにまで引き上げ、海外トップ大学への進学実績日本一を短期間で達成するなど大改革を成し遂げました。変化の激しい時代に対応し世界に貢献できる人材を育成するための教育改善と、同時に先生の働き方改革も実践したその手腕を惜しみなく公開します
引用元:アマゾン
感想
読んでみてまず思ったのが海外との教育の考え方の差に愕然とさせられます
私が育ってきた環境だとまず考えられない教育が必要とされているようです
いかに自分の思いを相手に伝えるか、相手との議論が大切だと思い知らされます
私が一番苦手な分野なので心が締め付けられます(笑)
でもこれからの時代はそういう人が日本そして世界を引っ張っていくのかもしれないですね
時代はどんどん変わっています
本のなかで新しく赴任した学校での奮闘ぶりも書かれていますが、当然反発する人も多くそう簡単には考え方は変わりません
それでもこの校長先生は根気強く対話をし他の先生と折り合いをつけ、次第にマインドを変えていく様子を書かれています
私だったらめんどくさくてやってられないですが、そこが大切なのでしょうね
海軍のように規則正しく海に出ていくのではなく海賊のように自由に大海原に乗り出していくそんなマインドが大切なのだと思いました
海軍や海賊と聞くとマンガのワンピースを思い出しますが、この校長先生も好きなのでしょうか
本のタイトルは偏差値がどうのと数字にこだわっている風ですが、もっと根本的な考え方を教えてくれる本で、期待した通りでした