【FIRE】VYMの特徴とメリットデメリット【米国高配当株式ETF】
今回は米国高配当ETFの「VYM」についてまとめてみます
他の高配当ETFと比較すると安定感が魅力のETFです
VYMの特徴
VYMはアメリカのVanguardが運営しており正式名称は、
Vanguard High Dividend Yield ETF(バンガード・米国高配当株式ETF)となります
主な特徴は以下の通りです
・運営会社 Vanguard(バンガード)
・インデックス FTSEハイデ ィビデンド・イールド指数
・組入銘柄数 400
・リバランス 年1回
・配当利回り 3.0%前後
・配当月 3,6,9,12月
・経費率 0.06%
・設定日 2006/11/10
銘柄数は400と他の高配当ETFのSPYDやHDVと比べて多く、アメリカを代表する優良企業に一括して投資できます
銘柄数が多いため利回り2%前半の銘柄も多く組み入れられており、配当利回りは他の高配当ETFより低めですね
また設定日が古いのでリーマンショックを乗り越えてきた経験があり、成長してきている実績があります
コロナショックでも安定感が光りました
VYMのメリットデメリット
【メリット】
・構成銘柄数が400と多く分散できる
・経費率も0.06%と低い
・セクターの偏りが小さい
・設定日が古いためリーマンショック、コロナショックを経験
【デメリット】
・配当が他の高配当ETFと比べ低い、平均利回りは約3%
・リバランスが年1回と少ない
幅広い分野に分散して投資できるので、減配のリスクは他の高配当ETFと比べて低いです
しかし配当利回りが約3%のため、やや物足りない印象があります
VYMの配当金推移
年4回の配当で、配当月は、3・6・9・12月です
グラフを見るときれいに増配傾向が見て取れますね
コロナショック時も減配が少なく、回復も早い傾向でした
安定感がありますね
ただし高配当株は常に減配リスクと隣り合わせです
組入銘柄数は400銘柄あるので分散はされていますがこの部分は常に頭に入れておきたいところです
まとめ
今回は米国ETFのVYMの特徴と概要をまとめてみました
高配当が魅力のETFです
高配当ETFといえばVYM、HDV、SPYDが有名ですがその中で一番の利回りは低いです
しかし組入銘柄数は400と他のETFよりも断然多く分散が効いていて、減配や株価下落に比較的強いです
高配当株投資をする時に一番怖いのが減配ですが、名前をよく聞く優良企業も多く組み入れられているので安心感がありますね
配当金収入のインカムゲインだけでなく、値上がり益のキャピタルゲインも狙えるETFと言えます
配当利回りは他と比べると低いですが、ポートフォリオに組み込むことで安定して配当を得ることができそうです
FIREに向けて今後も注目したいETFです