【FIRE】SPYDの特徴とメリットデメリット【米国高配当株式ETF】
今回は米国ETFの「SPYD」についてまとめます
他の高配当ETFと比較すると配当利回りが高いのが魅力のETFで、FIREを目指す私も注目しています
SPYDの特徴
SPYDはアメリカのState Streetが運用おり正式名称は
SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF(SPDR ポートフォリオ S&P 500 高配当株式 ETF)となります
主な特徴は以下の通りです
・運営会社 State Street
・インデックス S&P500 高配当指数
・組入銘柄数 80
・リバランス 1月、7月
・配当利回り 4.5%前後
・経費率 0.07%
・設定日 2015/10/21
設定日は2015年10月と他の高配当ETFのVYMやHDVと比べて最近にできたETFです
そのため純資産額はまだ小さいですが、VYMやHDVよりも利回りが高いことが特徴です
組入銘柄数は基本80銘柄となり各銘柄を等しい割合で投資しています
年2回リバランスを行っており株価の上昇や減配などで利回りの低くなった銘柄は外れます
そのため、成銘柄はその都度変化していきます
SPYDのメリットデメリット
【メリット】
・配当利回りは4.5%ほどで他の高配当株式ETFより高い
・経費率も0.07%と低い
・年2回の銘柄入れ替えがあり、減配リスクも軽減される
・過去30年近くでS&P 500を上回るパフォーマンス
【デメリット】
・セクターの偏りが大きくなりがちで、米国株投資家にも人気の「優良銘柄」は少なめ
・他の高配当ETFの中で一番設定日が遅いので増配率が未知数
・コロナショックでは他の高配当ETFよりもパフォーマンスが悪く、変動が大きい
SPYDの配当金推移
年4回の配当で、配当月は、3・6・9・12月です
グラフを見るとおおむね増配傾向がとなっておりますが、2020年のコロナショックによって大きく変動しました
ボラティリティが高いことが見て取れます
減配がありましたが、その後大きく回復しV字回復しています
高配当株は常に減配リスクと隣り合わせです
組入銘柄数は80銘柄あるので分散はされていますがこの部分は常に頭に入れておきたいところですね
まとめ
今回は米国ETFのSPYDの特徴と概要をまとめてみました
高配当が魅力のETFですね
高配当ETFといえばVYM、HDV、SPYDが有名ですが、その中で一番の利回りを誇り4.5%を超えています
コロナショックの際には8%を超えたほどです
高配当株投資をする時に一番怖いのが減配です
個別株ではなかなか不安が大きいですが80銘柄に分散されているので多少は安心できますね
ただし変動が大きくなるデメリットがあることを覚えておきたいです
また年に2回リバランスを勝手にしてくれるので手間いらずなところがいいですね
FIREに向けて今後も注目したいETFです