【本、書評】「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」感想 ゼロで死ぬべきか
ゼロで死ぬ
  つまり自分の寿命が来たときにちょうど資産を使い切る人生を送るということ
お金を稼いでそれをいつ使うのか考える本です
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内容
お金の「貯め方」ではなく「使い切り方」に焦点を当てた、これまでにない「お金の教科書」読んだら人生観がガラリと変わる、これまでにないお金の教科書!・一刻も早く「経験」に金を使う・「収入の〇割貯金する」をやめる・子供には死ぬ「前」に与える・45~60歳には資産を取り崩し始める……「人生が豊かになりすぎる究極のお金の使い方」とは?引用元:アマゾン
感想
有名なイソップ寓話のアリとキリギリス
  せっせと働いたアリはいつお金を使うのか
  人生を豊かにするお金の使い方について考えさせられました
  若いうちにいい経験をする
限られた時間の中で命を最大限に燃やす方法を考えなければならない。
人生の時間は限られています
  
    時に若い時間はあっという間に過ぎてしまうので、その時間をいかに有意義なものにするかが重要とのことでした
  
  
    若いうちに経験したことはその後の人生に幸福資産として蓄積されるとのこと
  
  
    私も20代の頃は海外ボランティアや海外留学などしましたが、確かに若いからこそできたことだなと今は思います
  
  今だったら絶対にそんなことしたくありません(笑)
  
    またバックパッカーとかしようと考えていましたが、もう少し立ってからと思っていたら今になりできなくなりました
  
  先送りにしない重要性はよくわかります
  
    ただ私の場合、その経験はあまりいい思い出ではないので、今後の人生で幸せとは感じないですね
  
  良い経験ができればいいのでしょうが…
  死ぬときに資産を使い切るべきか
死ぬときに1億円の貯金がある場合、1億円分のタダ働きをしたのと同じ
    あの世にはお金を持っていけないため、必要以上に貯めることに使った時間は無駄と著者は考えているようです
  
  
    そのため死ぬときにゼロになるよう資産を使い切ることこそが大事とのこと
  
  確かにお金を使わないと意味がないので適度に使い必要がありますね
  私の場合、今は資産を形成しているのでお金は極力使わずに貯めています
  
    FIREできるくらいにたまったら使い始めようと思っていますが、資産をゼロになるまで使いきることは考えていません
  
  
    理想を言うと死ぬ瞬間に資産がピークになっているように右肩上がりになるようにしたいです
  
  
    投資を始めて痛感しますが、やはり資産が増えていくのが精神的に安定します
  
  どんどんと減っていく形だと将来が不安になりますね
  なので資産はあるだけで安定剤の役割があり意味があります
  たとえ無駄になったとしても増やしていきたいですね
  まとめ、最後に思うこと
死ぬときにお金を使い切るべきか
  お金の使い方について考えさせられる本でした
  
    私はゼロではなくMaxになるような人生を歩みたいので、著者とは考え方が違いますが、
  
  お金を使うことを考えるきっかけになる本でした
  本の中で「アリとキリギリス」の話がよく出てきています
  
    一般的にキリギリスは遊んでばかりで堅実なアリを目指そうという話ですが、
  
  現代で考えるとキリギリスの人生の方が豊かな気がしていきますね
  
    物語では冬になるとキリギリスは死んでしまいますが、現実では色々税金で補助が出てきます
  
  つまりせっせと働いたアリから税金を取りキリギリスは生きていけます
  なのでキリギリスでも問題ありません
  正直者がバカを見るような世の中です
  
    私の場合はキリギリスになる性格ではなかったので、アリを目指しています
  
  もっと自由に生きれれば楽だったかもしれません(笑)
  今回読んだ本
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